星野仙一さんのように、誰よりも「強い男でありたいと願う」男でありたい
新年早々、星野仙一さんの訃報を知り、未だなんとも言えない気持ちを味わっております。
子供の頃から野球少年だった僕にとって、星野さんは実にカッコいい男であり、大人になってマネジメントを行うようになってからは、指揮官としての有能さに心惹かれるようになりました。
世の中では星野さんのことを「闘将」とか言われますけど、僕はそんな風に思ったことはないんですよね。
そもそも、世の中に「強い男」なんていないと思ってますから。
でも、「強い男でありたいと願い」生きている男はいる。
「緩い空気」に対して、自ら歯向かっていくのも男のロマンでも似たようなことを書いたんですけど、自分のことは自分が一番よくわかってますから。それらを受け入れつつ、誰よりも強くありたいと生きる。
その背中が、周りの方にとって、とても大きく感じるのでしょう。
ただの乱暴者なら、あれだけ多くの方に慕われないのでしょうから。
がんになり、自分の余命を知りつつ、今年の1月4日まで星野さんはどんな気持ちで生きていられたのだろう。
そんなことを思いながら、一度もお会いしたことはありませんが、子供の頃から「親父」のように勝手に思っていた、素敵な方を偲んでおります。