10代の頃から、「人間」「生きる」というキーワードと向き合い続ける日々。
私は16歳、高校2年生の時に芸能界へ入り、それから10年間、主に俳優として活動してきました。
当たり前すぎるくらい当たり前なことですが、俳優とは、「人間を演じる仕事」です。
ですから、10代の頃から、少なくとも周りの学生よりかは、
「人間とは、なにか?!」
「生きるとは、なにか?!」
ということについて、自問自答してきたと思っています。
あれから何十年という時間が経過し、仕事も立場も大きく変わりました。でも、相変わらず考え続けています。これはもう、自分の身に染み込んだ習慣であり、きっと最期の眠りにつくまで考えて続けていくのでしょう。
答えは未だ見つかりません。
ですが、それでもいいと思っています。
それでこそ、人生を全うしていると感じることができますから。