エモソルが考える「かしこさ」とは、なにか?!
「株式会社エモーションソリューションズ」のキャッチコピー。
「かしこさ」と、「おもしろさ」と。
では、代表である私が考える「かしこさ」とは。
これを一言で表すのは、実に難しい。
でも、ビジネスの推進責任者として語れないのも問題でしょうから、思いつく限り綴ってみたいと思います(不定期連載決定?!)
まず直感で出てくるのは「頭がキレる人」です。皆さんの周りでもいませんか?!
そういう方は間違いなく仕事ができますよね。私も何人かぱっと浮かびます。
では、そういう方は、残念ながら「そうではない」方と何が違うのでしょうか。
前述の通り、この要素はそう簡単には表現できないわけですけれども、まず上げられるのは「情報の扱い方がうまい」ということでしょうか。
「情報」というものは、ただインプットだけしていても全く意味がなく、アウトプットができて初めて意味があります。これは長年のトレーナー経験を通じて確信していることです。何故なら、テキストベースで勉強していることでも、じゃぁ実際にワークでやってみましょうとなると、途端に手が止まる。頭が止まる。そういうケースを何度も見てきているからです。 素晴らしい素材だけを扱ったとしても、美味い料理はできません。やはり、調理を行う技能が必要です。
で、もっと先の話をすると、「美味い料理が作れれば良いのか」ということになる。世の中はそう単純にもいかない。何故なら、「食べる人のことも考慮する」必要があるからです。 ベジタリアンの方に「絶品肉料理です」って出したら、相手からの信頼を一気に失墜させるでしょ。分かり易すぎる例ですけど。
全てのサービスには「出し手」と「受け手」が存在しており、そのバランスを考慮しながら、自らの頭のなかにある素材(情報)を、より良い形で組み立てることができて、初めて評価されるものとなる。 こういうことが自然とできてしまう人を、私は「かしこい」なと思うわけです。
まぁ、これは数ある要素のたった一つにすぎませんが。
またいつか、続きを書きます。
9月に行われるシンポジウムの私の講演はお陰様で満席となりました。どちらかというと喋る方が得意ですので、このようなテーマで話を聞いてみたいという企業様、お気軽にお声がけくださいませ。 「かしこい人材をどれだけ戦略的に育成できるか」
これこそ、企業競争力の大事な要素です。