人材研修のトレーナーにとっても、「戦略」が最も大事な要素

 

明日からIT Service Management上位研修「ITILⓇ Intermediate」の、「サービス提案および合意(SOA)」コースを講師として担当します。

 

 

 

本来、「ITILⓇ Intermediate」の研修は5日間が標準となっているのですが、今回担当するコースは「Blend」と呼ばれる3日間の短縮コースで、残りの2日間分はe-learningなどを通じて、受講者の皆様に事前に自己学習してもらうという形式となっています。

 

ビジネスシーンにおけるITマネージャーの育成を目的としたITILⓇの上位研修では、「戦略」という点が大きなテーマになっていると私は考えていますが、受講生の方にそれを教えていく立場であるトレーナーにとっても実に重要な要素です。

 

特にBlendコースの場合、本来は「5日間」かけて教えていく内容を「3日間」で伝えなければいけないわけですから、事前学習をしてもらっているとはいえ、集合研修時の進め方については緻密な計画を立てておく必要があります。

 

上位研修ともなると、初心者向けのコースとは違い「受講者の皆様の期待値」も当然高くなります。それをしっかりと把握しつつ、限られた時間の中でご満足頂ける価値の高い情報を正確に伝えていく。

 

幾ら経験を積んできても、やはり難しいことだなと毎回感じます。
ですが、難しいからこその「やりがい」もあります。

 

受講生の皆様が最も望んでいるのは「認定試験に合格すること」です。それを実現する上でトレーナーの責任は重大。今回もベストを尽くしたいと思います。

 

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